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とうとう読みました。前々から読もう読もうと思っていたのですが。
(しばらく更新が滞ったのは、この本の影響が少なからずあります・・・。)

アンネの日記増補新訂版

アンネの日記増補新訂版

価格:900円(税込、送料別)



アンネの日記に関しては、先の芥川賞受賞作である赤染晶子さんの『乙女の密告』とか、
小川洋子さんの『アンネ・フランクの記憶』その他数々のエッセイを読んで予備知識を得ていたので、
いろいろ考えながら読むことになりました。
そんなこともあって、読むのに意外に時間がかかってしまいました。
でも、世の中の小中学生は、この本を読んで読書感想文を書くのですよね・・・。

なんといっても、アンネ・フランクという少女の瑞々しい感性があふれた日記で、
まだ文章に幼さは残るものの、よくこれだけ書けるものだと、驚嘆するばかりです。
アンネの才能あふれる個性が生き生きと伝わってきます。

ご存じのとおり、アンネは1944年8月4日に逮捕され、その後ベルゲン・ベルゼン収容所で死亡します。
悲劇的な結末と、その背景としてのユダヤ人の迫害、虐殺には、どうしても思いをはせざるを得ません。

でも、本書を読む限り、アンネは最後まで(日記は逮捕される3日前の8月1日が最後です。)途中で終わり、
最後まで明るく、タフに日記を書いています。
1944年4月9日に泥棒が入り、警察が隠れ家のそばまで来たときにも
(『乙女の密告』でクローズアップされる日です。)、
日記のなかでのアンネは、死を覚悟したという旨をしっかりと冷静に書き残します。
こういう極限的な状況下でも、希望を持ち、ときに自分が幸せだとすら書かれています。

このような才能の芽を摘んでしまった悲劇を改めて無念に思います。
平和な時代に生まれたことを幸せに感じ、懸命に生きなければならないと思いました。

・・・なんか、どうしても、読書感想文っぽくなってしまいますね。
でも、真面目に向き合わなければいけないと思われされる本なので、仕方ないのです。
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2010.10.04 Mon l 本(小説・エッセイ) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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