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村上春樹さんのインタビュー集です。
ただの村上春樹ファンブックのようなものではなく、
このインタビュー集自体、村上春樹氏の芳醇な言葉にあふれていて、すごく素敵な読み物になっています。

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

価格:1,890円(税込、送料別)



村上春樹さんの作品は、高校生ころに『ノルウェイの森』が大ヒットして、
大学生ころに『ノルウェイの森』や『ねじまき鳥クロニクル』を読んでみたのですが、
正直、よくわからない小説ということで、あまり深くはまることはありませんでした。
その後、『海辺のカフカ』を読み、なんとなく面白く読みはしたものの、
結局、わからない部分が多くて、なんだかな・・・という感想でした。

昨年ブームに乗っかって『1Q84』を読んで、
これをきっかけに、『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』あたりを読み、
さらに『ノルウェイの森』も再読。
だんだん、面白くなってきたところでした。
あと、短編集『中国行きのスロウ・ボート』とか
メモワール『走ることについて語るときに僕の語ること』も、最近読み、このブログに感想を記しました
(・・・と思います。書いてなかったらごめんなさい。)。

で、このインタビュー集です。
全編を通じて、村上春樹さんが、いかに作品を執筆するかという点を興味をもって読みました。
わかったのは、村上春樹さんが作家として作品を執筆するために、
体を鍛え、健康的な生活を送り、
自分の中から生み出される物語を言葉にし、それを何度も書き直すこと。
そして、書き終わったら、あとは忘れてしまうこと。
・・・プロですねぇ。本当に。

そして、村上春樹さんの作品は、もともと「閉じていない作品」であり、
作品中に含まれる謎については、村上春樹さん自身も答えをもっていないようであり、
そもそもすべてに回答がある作品を作ろうとはしていないこと。
村上春樹さんとしても、いろいろ考えながら、何度も読み直してくれる読者がうれしいようですね。

この本を読んで、村上春樹さんのストイックな執筆姿勢に感服するとともに、
村上作品を読むちょっとした手掛かりが得られたような気がします。
要するに、僕のような一般読者としては、ありのまま、わからないまま、ストーリーを楽しんで、
それでいろいろ考えて、味わってくれればよい、ということかなと思いました。

また、村上作品を読みたくなりました!
本書で紹介されていた中編、短編で読んでいないものも多いので、
そのあたりから読んでみたいと思います!
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2010.10.30 Sat l 本(小説・エッセイ) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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