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村木さんの本の前にこの本を読んでいました。
郵便不正事件を取り調べた側(検察側)の特捜部長の大坪弘道さんの手記です。
有罪が確定した前田元検事の上司ですね。
現在まだ公判中のようです。



もしかしたら、世論は、村木さんが良い者、検察側はみな悪い者、と理解されているようですが、
そう単純ではないと思っています。
こういう鬼のような正義感を持った検察官が、
普通の警察には咎められない社会の悪と闘ってきたのですから。
実際、大坪さんは、本当に正義感を持って、検察官としての自負を持って、
これまで検事を務められてきたのだと思います。
この本には、検事の仕事へのストイックな思いが切々と記されています。

郵便不正事件は、実際に証拠が薄いところを強引に立件しようとしたあたりがまずかったのでしょう。
そのあたり、特捜にも、「事件にしない勇気」「引き返す勇気」を持ってほしいと思いました。
まあ、実際に組織として、何も手柄をあげないまま漫然としているわけにはいかないというのはわかるのですが、
無理な立件はどうしても、前田元検事の証拠偽造のようなひずみを引き起こしてしまいます。
これまでも、ばれていないだけで、これに近いこともあったのかな……??

ただ、立件がまずいからといって、また前田元検事の上司だからといって、
特捜部長を犯人隠避で罰さなくてもよいのでは、という気もします。
世間は、無罪の村木さんを逮捕したのだから、大坪さんも逮捕されてとーぜん、という感覚かもしれませんが、
それを正当化するなら、無罪判決を出した事件を起訴した検事はみんな刑事罰?ということになってしまう。
そんなことだと、検事は立件に慎重になりすぎてしまう。それは社会のためになりません。
検事だって、間違いはあります。当然、責任はとることになるでしょうが、
それは刑事罰という形であるべきではないと思います。

どういう判決がでるかは何ともいえませんが、
僕は、この方を全否定しないことにしようと思います。
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2012.03.12 Mon l 本(ビジネス書・新書) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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