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とうとう40歳になってしまいました。
とはいえ、40になって体力が衰えたという感じもないし(もともと体力はないので)、
もうとっくに中年であることは自覚しているし、
想像していたより残念な気持ちではありません。
40年もなんとか生きてこられてよかったな、という気持ちです。

誕生日に家に帰ると、4歳の息子が「びっくり箱」をプレゼントにくれました。
なぜ「びっくり箱」なのかわからず、
しかも1か月以上前から「びっくり箱」をあげるからね、と言われたので……。
でも、箱に自分の字でいろいろとメッセージを書いてくれて、
中には最近しびれる腕を気遣ってくれるお手紙も入れてくれて、
……こんなうれしいプレゼント、ないですよね(涙)。
どうもありがとう。なによりプロデュースしてくれた妻に感謝。

30代最後に読んだ本は、西加奈子さんの『ふくわらい』でした。
西加奈子さんは注目度急上昇中。本書で直木賞「次点」でしたし、
本屋大賞ノミネート作品でもあります。僕は初めて読ませていただきます。
本書は、マルキ・ド・サドから名づけられた「鳴木戸定」という女性が主人公で、
名前の通り、マルキ・ド・サドの世界をモチーフにしている(と思われる)作品です。

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マルキ・ド・サドは、単にエロとかグロとかというイメージだけ持っていて、
全く読んだことがありませんでした(憲法判例で名前を知っているくらい)。
でも、本書では、人体を先入観をとりはらって無機物として冷徹に客観視しているように思え、
何故かそれほど嫌な感じはしません。
文中で「ゲシュタルト崩壊」(字をじっと見ているとだんだんと字としての意味が分からなくなる感覚?)
に2度ほど言及されていますが、
まさに人体についてゲシュタルト崩壊が起こっている感覚になりました。
本書を読むと、タイトルの「ふくわらい」も、極めてサド的な遊びに思えてきます。

そんな、未知の世界をのぞかせてくれる力のある作品でした。
30代最後の本が面白い作品で良かったです。これからも面白い本と出会えますように。
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2013.02.11 Mon l 本(小説・エッセイ) l コメント (1) トラックバック (1) l top

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2013.09.20 Fri l . l 編集

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2013.09.20 Fri l
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